11月14〜15日 千葉県富津岬

 曇り時々雨

 釣果 一日目 シーバス80センチと1バラシ  二日目は1バイト(涙)



 ついに目標達成の80センチ!!あと今回は長いです

 というわけでまた来ちゃいました・・・・・10月から数えて・・・・・多分4回目ですかね?いや5回目かな?ただ、またしても風の予報でした、ちなみに 風は家だとWAVE HUNTERプレミアム。携帯だと上州屋ネットの潮夕アプリでみてます、第一海保を指定できるので。

 というわけでまたしても聖地です、富津です。今回は毎週金曜日はバイトなのですが今回は休みなのでふらりと行こうと思ったのですが合う人、合う人に明日雨だよと止められたので 見送りました。で、実際は風も穏やかで雨も降らずいい感じでした。枕を噛んで泣きながら寝たいくらい悔しかったので、もう勢いで金曜深夜に出発です。ちなみに風の予測では 金曜は風強く、雨も降るし夕方前に弱くなる以外カヤック無理そうでしたが、金曜の予報も大外れだったのだから土曜も外れるだとうっていうのりで行っちゃいました。夜11時半位に 出発して朝3時半ごろ到着。しばし寝ます
 ほとんど寝れず日の出を迎えましたが・・・・風がやばい・・・・ぎりぎりカヤックできないかな?って位の風です。しょうがないので到着後下見していた富津の裏側・・・布引海岸? にいってみます。風は風裏であまりないですが漁師さんの船がおおいのとちょっと砂が盛られてあんまり船の持ち込みは歓迎されてないようなので海を眺めて撤退。雨も降ってきたのと干潮なので 寝ることに。あとウィンドサーフィンの人が多し。ジェットスキーの人はいなく成りましたね・・・・・服装や濡れ方はウィンドサーフィンと変わらないのに・・・・なにかあるんだろうか?

 で、寝たり起きたり寝たりを繰り返して12時・・・・雨も上がって風が弱くなってます。のろのろと準備して12時40分・・・・なんと風が滅茶苦茶弱いです。凪とは言いませんが 風速2〜3mくらいでしょうか?

 というわけでいざ出撃!水が結構死んでます。雨の淡水で白っぽい水になってるのとよく見ると細かい粒子が浮いてます。うげーーーっこれはやばい、釣れんわ。沖の塩水のとこか? と思いながら漕いでいるとなんと水深50センチくらい、岸から30mくらいの所で70アップが逃げていきました。いきなり自分は高活性にwその後更にX−68打ちながら漕いで行き岸から100mほど?いや100mはないかもしれませんがシャローに差し掛かったところで なんか水音が・・・・ボラかと思いましたが水しぶきだけで魚体が躍り出てない。きたーーーーーーーーーーーーーーーって思いながらとりあえず必殺の連続ジャーク。ボイルしてるなら これで一撃でしょう、もらった!!と思ったのも束の間、反応無し。最初の3投げで68に見切りを付けアスリート9Sにチェンジ。これでボイルがあった地点の半径3m以内、むしろボイルからちょと外すのがいいです。 初富津でワンキャストワンヒットでスズキ級を獲った時も、先々週の朝イナダシーバスボイルのときも最強だったアスリート9S、個人的ボイル時のオールマイティーな必殺です。これで決まっただろうと釣れた気になっていると空かしたorz あれれ?やばい、セレクティブだ。釣れん・・・・・と10投しない内にアスリートも引っ込め、ボイル直撃も諦める。さて誰を登板したものか・・・・とりあえずミノーは駄目。ボイルはしてる、魚体が躍り出てることもある、60センチくらいか、フッコメインだな・・・。空中に飛び出すほどボイルしてても ベイトが飛び出してるのは見ないし、これはトップじゃない。さて・・・ここは水面下皮一枚下を引けるシャローランナーか。とりあえずメインのボックスに、TKLMとピットブル。サブボックスに コモモスリム130とオネスティの125・・・・・さて・・・・。ここでふっと脳裏をよぎった言葉が「ピットブルだいぶラブ」・・・カヤックフィッシングをなさってるかたは 勿論ご存知だと思いますが、多分シーカヤックフィシング特にシーバスに関して一番有名なサイトじゃないでしょうか。そんなサイトで紹介されていたのがピットブルです。チームNWさんのサイトには共犯(リンク)から行けます。

 というわけでピットブル、ボイルはあきらめ周辺を流すことにして第一投振りかぶって投げた!!釣れない(涙)頑張れオーバー3000以上(値段です・・・レアフォースは中古で買ったのでララに次ぐ手持ちで 二番目に高いルアー)なので気合じゃー、根性で釣って来いとジャークで闘魂注入していましたがまたしても5投程で、最近寒いしスローにするかと、巻きをミディアムファストからミディアムスロー くらいに、ジャークをかなり弱めで、今まで自分の左側のちょっと深い側に投げていたが右側のドシャロー&アマモ側に。一投目で様子を見る。こんな感じかな?2投目はもうちょっと様子見で 、あともうちょっとスローでこんな感じかな?ルアーが自分から10m強のところで、よしいい感じにふらついた、その瞬間いきなりルアーの下でギラッと光る物体が、そして物凄いスピードで浮上し、食った!! とりあえず最初の突っ込みをかわし追い合わせ。すっごい突っ込む。こんなファイトは久しぶり。4回ほど走って15m先まで寄せてきたらエラ洗い。もう一回エラ洗いの気配がしたので 竿を水中に突っ込みながら巻きまくる。今年の春、ヘビカバスタイル信者になってからエラ洗いは寄せるチャンスだ思いっ切りリール巻いて、竿は上に煽って、背中使ってともかく巻け。 水面を滑らせて寄せてくるって言うのが信条だった。70センチどまりが多かったし、76センチは沖堤で足場が3mくらいだったし。なのであっさり信条を捨てた。ともかく 水中にロッドを突っ込んでラインに水圧を掛ける。さらに走って、もう一回エラ洗いの気配がしたが、それをしのいで少しずつ距離を詰めていくのこり7mくらいの所で突込みが変わった。 下へ、下へ、カヤックをくぐって反対側にも行こうとする。クロスインパクトが限界まで曲がる。もうこれ以上曲がらないところまで行き手首をクッションにして耐える。超気持ちいい、アドレナリンが出てる! 幾度も突っ込みをかわし浮かせたところで問題発生。ネットが鱒つり用のネット。管釣り用に買ったのだが、でかい鱒がきても大丈夫なように大きいのを買った。普通の管釣の20〜50の鱒にはでかすぎて 重くてかさばって邪魔、小さいの買えばよかった。なんて後悔していたのに・・・・・全く持ってシーバスが網に収まらない。枠は多分50センチほど、深さが30から40ほど。 なんとかすくったが半分以上網からはみ出している。頭しか入ってない(笑)もう笑うしかなかった。これで暴れたら網から落っこちるだろうな、なんて思いながら急いでボガで掴む。外れた。唇が 厚い。もう一回でがっちり掴んだ。1280円のボガだからボガで持ち上げたら重さで外れそうだ。オーシャングリップがちょっとだけ欲しくなった。それとシーバスが 吐き出したのは消化しかけのイイダコでした。

 
ストリンガーにかけ、さらにボガもつけといた。このストリンガーはフローターつきで600円を切る値段。今まで2回ほどシーバスに脱走されたので不安で。一匹釣ったところで 岸に戻る。岸にもどってメジャーを当てると80センチ。記録更新。なにより今年の目標!ともかくこの時は嬉しいとかじゃなくなんか満足。疲れた。今までは釣ったら興奮だとか 達成感を強く感じたが、この一匹は幸福感と疲労感だった。そのあとボガで海の中を蘇生しながら歩いて近くの人のとこまで行って写真撮ってもらいました。そして放流。そうそう デジカメが調子悪くて取れなかったり、携帯を2台使いまわしているのでチップ交換したりしてその後30分くらいして、もう一回漕ぎ出す。まだびみょーーーにボイルしている。 流石にピットブルじゃもう喰わないっぽい。活性が落ちたのか・・・というわけでオネスティの95mm小さいほうで水面をジャーキング。すぐ当たりが。しかしこのオネスティ、 微振動ルアーはスライトエッジもローリングベイトもダート幅が大きい。オネスティもボリュームの少なさと微震動のナチュラルさ、そしてリアクション効果の高い大きな飛び幅 で選択したのだが・・・・ダートの幅が大きすぎてラインスラッグが出すぎたorzバイトを感じ合せるがあわせが気まらなかった。が、一瞬でドラグがかなり出されシーバスの口の思いっ切り堅い感触が残った。 多分70くらい、少なくとも60は絶対にあった・・・・ここで風が少し強くなってきたので撤収。岸に着くと小雨もぱらついてきた。まだまだ釣りはできたが満足してしまった。

 そのあと本を読んだり寝たり、音楽を聴いたりして時間を潰すと、夜10時ごろなにやら外でカンカン金属を叩く音がする。なんかテントを設営中らしい、テントといっても運動会の本部とかのあれだ。しばらくゴロゴロして歯を磨きにいくついでに テント設営中の二人組みに聞いてみた。なにかイベントでもあるんですか?と。ウィンドサーフィンやジェットスキーのイベントでもあった日にはカヤックなんかできないだろうから。聞いてみると 皆でバーベキューだそうだ。そしてもう一人がやたらと音楽かけるからうるさいかもしれないけど大丈夫?って。大丈夫ですって答えておいた。街灯もない本当に真っ暗な海岸に一人、 音楽でも流れてたほうが気が紛れる。と思った。しばらくするとテクノ?ハウス?重低音のきいた非常に単純なメロディの繰り返しが聞こえてきた。どちらかというと踊る曲かな、ダンスというよりは ともかくリズムにのるみたいな。で、バイクがきたり、レーザー光線を海向けて照射したり、車のハイビームを点滅させたり段々派手になる。これは確かに寝れない。しょうがないのでプール横から 富津岬先端のほうの展望台のところの駐車場に移動し、そこで寝る。ここまで聞こえてくる(涙)しかも盗んだバイクで走ってきたような10台半ばの集団が爆音でスクーター乗り回すし。 あんまり寝れなかった。このまま初日を終え二日目に突入。


11月15日 千葉県富津岬

 曇り時々雨

五時前に起床、微妙に1時間くらいは寝れた。そしてプール前に戻りカヤックの出撃準備。日の出と共に漕ぎ出すつもりだったのだが強風で断念、残念。車に戻りメールしてると7時半ごろに 変な色(笑)をしたカヤックを積んだ車が、しかも三艇積み!これはもう確定。やっぱりモッチさん達でした。それにしても3艇積みは圧巻です。さらに見たこと無い舟も・・・ トライデントでした。これ伏線です(笑)色々な話をきき、そうターポン130Tが欲しかったんですよ。ターポン140を新品で買った直後にサウスウィンドで中古にでたので滅茶苦茶 悔しかったのですが、なんとそのサウスに中古ででてたターポン130Tが目の前に。130TのTはタンデム、つまり二人乗りです。これならサークル員と乗れるかと、けど やっぱおかっぱりでもそうですが海と向き合う以上は命の危険もありますし、自分の意思でやろうとして無い奴の面倒まで見ること無いと、ターポン130T諦め140にしました。 沈脱だってしますし・・・・これも伏線です(笑)ちなみに今回揃った人は、私、もっちさん、本名はまずいしなんて書いたらいいかわからないので、しんちゃんさん、K氏さん、新人さんにしておきます。 ちなみにもっちさんはフィッシンダイヴで出撃、しんちゃんさんはトライデント、K氏さんと新人さんはターポン130Tで出撃。

 出撃したときは向かい風だったのですが、しばらくすると横風になってしまいました、ブレイク沿いに富津新港の方角に行こうとしたのに思いっ切り向かい風です。それと 8時干潮だったので浅い。沖に向かって少しでも深いところを探しに行く。もっちさんと合流、そしてもっちさんが魚探を見てここら辺で深くなってる。さっきまで1.8mだったのに ここら辺で急に2.6mになった。と教えていただいた直後モッチさんヒット。ここはきてる!と思ったのも束の間、船酔いしました。モッチさんが沖を指差してジェスチャーしていましたが もはや、人は勿論魚すら寄ってこないコマセを海に撒く直前。そのまま岸に戻りました、途中何度か休憩しながら。気を紛らわすためにキャストして、シートに寄りかかって 天を仰ぎます。下を向いたらでるorzまさしくこのポーズになる。そして回収間際に、水面が爆発!悔しいので擬音で表現します。ガボォどバシャバシャって。この日貴重な一匹を 逃しました。これでボウズだったらどうすんべと思いながら岸に到着。寝ます。ちなみにまだあのグループは踊ってます。

 11時ごろ起床、携帯チェックして準備して再出撃。岸から10mしないうちに異変に気付きます。ターポン130Tの前席の竿がしなってます。ビンビンきててあれは釣れてるなと思ったのですが、 全力で巻いてます。もうすごいスピードです50mを10秒で回収するようなペースです。なのでルアーを泳がせて遊んでるだけかと。しかし、しばらく経っても回収できてません、心なしか カヤックが竿が曲がってる方向に動いているような、それでも相変わらず全力巻きです。竿先は海中に突き刺さってます。これは根掛か、なんてしばらく見てるとなんか動いてる 、今まで船首側に突き刺さってた竿が今は船尾側の海中に引き込まれてる。もしかして魚?近づいていくと魚の顔が水面に出ました。取り込みに手間取っているようなので 手伝いに近づいていくと魚が見えました。でけぇ、滅茶苦茶でけぇ。どうやらネットがないようです。いそいでネットのリーシュを外して渡すために近づいていきますが なかなか上手く近寄れません。なんとか受け渡しに成功したものの、まだ魚をコントロールできないようです。なのでもう一度ネットを受け取りこちらで取り込もうとしますが 上手くいきません。2艇で魚を挟む形で向こうが釣っているため頭がこっちをむかないのです。そして魚でかすぎるため前日の80と同じで半分しか魚体が入らない。 これでネットにルアーだけが引っ掛かって口切れでばらしたら切腹モノだorz慎重にやるしかない。ボガは昨日の魚のとき砂を噛んだのか調子が悪い。結局ずりあげで取り込んでました。 それにしてもでかい。なんと釣り上げた新人さんはこの日初めて、海釣り、シーバス釣り、始めてスピニングリールに触った、カヤックに乗った、それで75センチ。才能か、幸運か、 はたまたカヤックフィッシングが凄いのか・・・・・どうです?カヤックフィッシング?いかがですか?75センチは早々釣れませんがそこらで釣りするよりも確率はずっと高いですよ。

さて、この後もう一度出艇するのですが、風と雨がひどく単独なら絶対にでない状況です。というかこれでもなんとかなるんだと経験。パラシュートアンカーは凄いです。自作でも充分使えます。 しんちゃんさんはなんと運河まで漕いで行ったそうです。しかも一杯釣ったそうです。もっちさんは結局7匹もつったそうです。午後からは荒れていたのですがあまり釣れませんでした。 午前は飽きない程度に釣れていたらしいのですが・・・船酔いでダウンしてました、いや寝不足か?まだ書くことはあるのですが・・・・このページ書き始めてから既に4時間以上が経過しましたので ダイジェストです。

この日集まった船です。あと写真に写ってないですが左側にドリフター、右側に自分のターポン140が置いてあります。そしてなんとフィッシングカヤックの最高峰 トライデントを漕がせて貰いました。そしてしんちゃんさん曰く舟より違いがわかるパドル・・・・すっごい高そうなパドルです。私のはブレードがいかにも ポリってかんじで厚さが8mmとかじゃないでしょうか、まずブレードが薄い。そして全体が軽い。滅茶苦茶かるい。角度も自由に変えられるらしい。 そしてトライデント、でかい、ハッチがよさそう、よく見ると前のほうに魚探用らしきハッチが・・・・すげえ。そしてラダー付き。フットブレスが動く。最初はそういう ものだと思っていたがラダーを操作するためか。というわけで乗り込みますが上手くいかない。あれれ?なんとか手伝ってもらって乗ります。凄い重厚な感じです。パドルが軽い、 掻きやすい。ただ船の漕ぎ出しが重いのか、パドルのブレードやシャフトがしならないのか、キャッチが強いのか、水が固く感じました。多分いつもはブレードの横に 逃げてしまってる水がかけてるからだと思うのですが。あと着座位置が高いです。自分なんか背が低いのでパドルのブレードが水に入りきらない(笑) ただ視点も高いのでサイトフィッシングとかやりやすそう。あと波が高くてもお尻が濡れなそうです。そしてあんまり沖まで行くのも怖いので波打ち際で反転。 大きな波が来ても波の方向に体重を持っていけば大丈夫。そう波は耐え切ったんですが、その後ぐらぐらしてチンしました。究極のフィッシングカヤックで 沈脱しました、船もひっくり返りましたorz船底形状からしてそうなのですが私のターポンは平らですが、トライデントは三角に真ん中が盛り上がった形です。昔の帆船みたいな、 竜骨構造っていうんですか?乗った感じは着座位置が高いのもあいまっておにぎり型のものに乗った感じです。ターポンはたわんだ板って感じですかね。 多分海上で水を掴んで安定するのはトライデントなのでしょうが普段ターポン140に慣れてるのか、かなりゆれる感じです。ちなみに皆さん大笑いでした・・・ 惜しむべくは写真がないことですかね。沈脱の瞬間の。
帰りは何時ものところがしまっていたらしいので富津新港近くの定食屋?アサリラーメンを食べました。富津名産のアサリ、そして海苔の入った塩ラーメンでした。アサリのだし がきいてて美味しかったです。ちなみにいいもの見せてもらったよとご馳走までしていただきました。ほんと感謝です。今までターポン140とトライデントしか乗ったことないですが 両方とも沈脱してますorz
もっちさんが写真撮ってくれました。こんなカッコで釣りしてます。ウェーダーにセミドライトップです。



腕ふと!!足ふと!!!


 そして今回は、シーカヤックフィッシングの切っ掛け、そしてピットブルを使う切っ掛けとなった。チームNWさんに倣って








ハンドメイドのピットブルを作ってくれたビルダーさんに感謝!

僕らに釣られてくれるシーバスに感謝

一緒に釣りをしてくれた皆さんに感謝!!

シーカヤックフィッシングの切っ掛けをもたらしてくれたチームNWに感謝!!

そして、豊かな自然で僕らを迎えてくれる富津の海に感謝!!!
これからもDouble×Crossをよろしくお願い致します!


釣った時は満足〜でいまいち実感わきませんでしたが、今はニューヨークの交差点の真ん中で、 やったーーーーーーーーーーーーーーー!!やりたいくらい嬉しいです。   inserted by FC2 system