6月19日 神奈川県平塚市浅八丸ライトルアー船

曇り

 釣果 鯖3匹 太刀魚6匹


 約1年ぶりの平塚、そう因縁の平塚・・・・俺は遂にこの地へリベンジにやってきた。去年、免許を取ってちょうど2ヶ月、車を買い乗り始めてからちょうど20日の あの日、1時の出船に間に合わず何が悲しゅうて相模川河口でハゼを釣ったあの日・・・しかも仕立てだったので舟には乗れなかったが船代は払わなければならなかったorz しかもしかも、舟に乗った人たちには船酔いがひどくて、今回は乗らない方が正解だったと言われる始末、んなわけあるか、かわるか?まじ虚しかった。
 今回は人数がいない、というか私と部長だけなので、前日の終電で菊名までいきそこで車で拾ってもらい平塚に行くはずだったのだが・・・・私は呪われているのだろうか? バイトが終ったのが10時、急いで帰って10時30分に帰宅、急いで飯食ってシャワーを浴びて10時50分に家をでた。駅に着いたのは11時、そして改札にいくとただならぬ気配。 そう、電車が止まっていた・・・人身事故で運転見合わせ、10分ごろに電光掲示板に50分の遅れってでた。駅員に「この駅に来るのはどのくらいですか」「今○○だから ここまで30分、あと40分は見といたほうがいいかな」というわけで電車じゃ菊名までたどり着けない、車か?と思ったが多分呪われているので車でいくと途中で事故るか 渋滞に巻き込まれそうなので大人しく帰ることに
 結局朝4時に父親をたたき起こし、大宮まで送ってもらうことに、大宮からの始発ならなんとか6時50分に平塚に着く。しかし何故か携帯やパソで検索しても出てこない一本早い電車があり。6時半に着いた。

   そしてトヨタの高級車で拾ってもらい懐かしの河口へ。しばらくして成城大学の2名と合流、そしてハプニングがwなんとうちの部長立教の2人分しか予約していなかったw不幸な行き違い。一瞬「大丈夫です、そこの河口で ハゼとヒイラギが釣れますから頑張って下さい」っていいそうになったけど、聞いてみたらガラガラなので予約無しでも乗れるとのこと。良かった・・・・あれは悲しすぎる。たとえ自分が舟に乗れても帰ってきてから何て言って 慰めればいいかわからない。そんなこんなで舟にのり、いよいよ出船。ちなみに私は去年のリベンジ、初のオフショア、海無し県の住人なのでテンション高かった。周りにはご迷惑をおかけしました。

で、しばらくゆーーーったりした速度で沖に出る、沖といっても100mくらい?かなり近いところで止まる・・・・なにやら太刀魚とか無線から聞こえてる。そして船長からのアナウンス。太刀魚が釣れてるみたいなので太刀魚から始めます。タナは15mまで。 ということで喜び勇んで開始。・・・・・・



 で、普通ならどーでもいい釣れた、釣れた、釣れないの自慢話が続くのが普通の釣行記なのだが、今回はライトルアー船攻略と銘打ってみたい。まあ、今回の私の試行錯誤を 載せておくのでこれから初めてライトルアーに挑戦するぜ!って人の参考になれば幸いです。

 
 まず、今回用意したタックル紹介から。今回はベイトとスピニングを用意しました。ベイトはサイラス602Mに銀メタに14lbのフロロ(バニッシュトランディション)。 スピニングは成城のO氏にお借りしたレッドシャフトに2007ルビアス3000にシーバスPE1号+フロロリーダー16lb・・・太刀魚やるとわかってたらもっと太いリーダーにしたのだが。 というわけで硬さがMくらいあるバスタックルで充分です。まだイナダとかきてませんし。 ちなみに今回私はスピニングは使わなかった。舟に乗る前に奏氏から「確実に1匹取りたいならベイト、フォーリングのあたりが取れるから」とアドバイスを頂き、そのままベイトで通した。というわけでベイトVSスピニング比較
 さてまず結論から言うと、活性が高く数を釣りたいならスピニング、確実に1匹を取りたいならベイトです。チャンスを増やすスピニング、チャンスをモノにするベイトと取ってもらえれば結構です。スピニングの方が糸が出て行きやすいため& PEを使えるためフォールが断然速いでつまり圧倒的に手返しが速い、ジグを指示されたタナで長い時間アクションできる。これ凄い重要なことです。対してベイトはフォーリングに強い。隣が釣れてたって言ってるときにバンバン当たりがわかります。太刀魚の場合ルアーとられません。 しかし・・・・船首の方から私、うちの部長(ルアー初級)、成城さんの1年生(初心者)、奏氏(歴戦の猛者)なのですが明らかに隣の部長と1年生のラインがあああ・・・あったてるのになーーなにしてるんだろ・・・・俺も来た。「よし来た!」「来てた」「それつれてんじゃね?」って 状況もあるくらい。つまりスピニングでもライン見てれば気付いたらかかってる位がっちり喰うようなあたりはわかります。かなり糸ふけが出ますし、引き込まれたらわかると思いますよ。ここは港湾部じゃないのでストラクチャーとか無く何か変化があったら当たりです。岸に近い時は底って時も。 というわけで基本的にスピニングがお薦めです。魚を確実に取りたい、釣らせてあげたいならベイト、ラインで当たりがとれるならスピニングといいたいところですが、バックラッシュあるので結局は総合的にスピニングかと。私は次回も竿の関係でベイトですが



 メタルジグについて

なんでもいいです。強いて言うならジャクソンのギャロップ30gのピンクです。これで外れることは無いと思います。成城のO氏に去年教えてもらいました。が、釣れるのはわかっていても他人に教えてもらったルアーだけで釣っても能が無い。というわけで 今回色々試してみました。用意したルアーはギャロップの20g〜40g、アイマ社ガン吉30g、ドラッグジグ、名無しジグ、です。カラーは基本的にイワシ、ピンク、グリーンゴールドの三色です。釣れるときは活性の高い奴がばたばたって釣れる感じです。移動して1投目からしばらくまでですね。 なのでカラーによる違いは今回顕著に感じられませんでした。

次に重さ・・・・今回メインに使用したのはギャロップの40gです。去年部長に貸したら塗装全ハゲでかえってきたので全面アワビ張りにしてやりましたw というか唯一の40gなので周りがスピニングの中自分だけベイトのフォールの遅さをカバーするために起用。しかしこれが全く釣れない、今回1匹も釣ってない。竿との関係だと思いますが。

種類は一応関係ありです。例えばギャロップは全般的に釣れるのですが、今回ガン吉の方が圧倒的にフォールの反応が良かったです。
ルアーの結論としてはとりあえずギャロップの30gのイワシカラーとピンクを買って、できれば太刀魚なんかに切られたときのために2個ずつ買ってひたすら 落としてしゃくってればOKです。釣れないときでもジグの交換は移動中にやりましょう。船が止まって船長からの開始の合図の後数投げが勝負です。ジグの色や種類をかえるより、そのままでいいからとにかく集中してしゃくったほうが確率高いです。今回ライトルアー初挑戦で3投げ位ごとにジグを変えたり 色々試した私より、ひたすらギャロップのピンク30gで通した部長のほうが釣ってましたから。・・・でも初めての方は上達のためには色々やったほうがいいと思いますよ。今回は如何に初心者が釣るか特集と言うことで・・・・あと初挑戦の私が書いてますので参考程度に、真に受けないでくださいね。

 そうそう、あとフックです。今回の私の釣果低迷の原因は普段の心がけwつい魚にダメージが少ないように心がけでフックってバーブレスは当然、本数は少なければ少ないほうがいい、が信条なのでフロントにアシストフックつけてリアのフックは外しました。リアのフックを外すとエビに成りにくいし。 しかし、途中一番反応がよかったところでフォールでのヒットが連発。皆フォールで釣れてるんですが・・・・ベイトでバッチりフォールであわせてるのに乗らない、面白いくらい乗らない。どうやらジグは咥えているがその状態であわせるとリアフックがないのですっぽ抜けるらしい。しかもここでだけで4バラシ。リアフックをつけると 面白いくらいにフォールで乗る。しかもバレない・・・・ここちゃんとしてたら竿頭いったかもしれないのにorzリアはトリプルが一番いいと思いますが、アシストフックを勧めときます。魚から針を外しやすいので手返しがよくなるし、初心者前提の話ですから危なくないように・・・ それとやっぱりトリプルフックはちょっと・・・・シーバスはいいのですがなんとなく青物というかジグはシングルフックのアシストって感じが・・・・



 最後にその他です。
船のルールとして返しは全部潰してバーブレスにしてください。それからまず当然クーラーボックスが必要です。釣ったサバやイナダをリリースする奇特な方は別ですが(笑)氷は出船前に船宿で買えます。舟から降りると軽トラで船宿の前まで送ってもらえますが、この時魚を無料 で捌いてもらえます。大雑把ですが・・・大体やってくれるので、細かい手直しだけで食べられます、料理はそのうちページ作るのでよろしく☆。で、そのときにも氷買えます、お持ち帰りようは木槌で砕いてもらえます。
あとは青物を〆る道具、一気に素手で鯖折でもいいですけど。あと水汲みバケツもあると便利かな。それと船酔いしやすい人は酔い止を・・・・しかし、飲むと非常に眠く成ります。意志の力じゃどうしようもないくらい。なので 車で行く人は注意しましょう、前日の寝る前に飲むと効くみたいですよ。あと・・・日焼け止めも忘れずに。当日は雨がふりそうな真黒の雲が立ち込めていましたが結構焼けました。晴れてたら凄いと思います。
 
それから服装は、濡れてもよい服装。これからの季節なら海パンにクロックスなんか最高ですね。大分濡れます。携帯とか注意しましょう。写真は沖に出るときの図です。真ん中より後方くらいは常に水しぶきが来ます。これは私は船首がわに非難してとったのですが、船首はたまにしか水しぶきが来ないのですが着たら水しぶきというか バケツで水を掛けられた感じですorz写真奥を良く見ると一人だけトイレのドアで防御してる某奏氏が(笑)



少しは参考になったかな?

 ジャクソン(Jackson) ギャロップ キャスティング
ジャクソン(Jackson) ギャロップ キャスティング

コストパフォーマンス、漁獲力最強のメタルジグ!!今回の釣行でも大活躍。とりあえずこいつを投げておけば間違いない。しかも30gなら今回のライトルアー、ショアからのライトショアジギ、そして岸壁ジギングにも最適。岸ジギは色はイワシがいい。立教大学釣り研究会の岸ジギ、ショアの青物の釣果の95%はこいつだ!!
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